1985年の4月から11月までは公使共にタイガースだった。
小テスト、定期試験も試合が気になって再試験を受ける事になったのもしばしばあった。
マジックナンバーが出て優勝が決まるまで夢か現実か震えてた。
何点取られようと真弓、バース、掛布、岡田がホームランで得点する。
木戸や平田までホームランを打ってた。
中でもいぶし銀的な弘田は2番打者の重要性を魅せてくれてていた。
名古屋で一人暮らし、阪神ファンなんか滅多に遭遇しない。
そして優勝、日本一。
自分が大阪人である事を、思い切り認識させられた。
それで大阪のことを愛してる自分を自覚した。
たかが野球「お前の郷土は大阪や!」と強烈に印象付けられた。
卒業後の進路を考えるには、少し早かったが、この時サンテレビの観れる大阪に帰る事を決意した。
大阪の実家からは藤井寺球場が見えている。
(虎になった事 終わり)